夕食のメインディッシュとして鍋いっぱいに茹でた黒枝豆、満腹になっても手が止まらない・・・。そんな日々が続く黒枝豆の収穫シーズン。
- 甘味が強い
- 旨味・コクがある
- 大きい
- もっちり食感
- これを食べたら他の枝豆食べられない
- 気づいたらなくなっている
- おすそわけしたら自宅の分がなくなったので追加
- 年に一度 毎年の楽しみ
丹波黒枝豆 | 早生黒枝豆 | 一般的な冷凍枝豆 | |
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収穫時期 | 秋 | 夏秋 | – |
甘味 | |||
旨味 | |||
大きさ |
- 「丹波黒」という品種はありません、定義や系統として使われます
- 「丹波黒」=各地の純系淘汰品種(品種名のない農家独自の系統含む)
- 丹波黒産地兵庫県の主要品種は、川北・波部黒・兵系黒3号・兵系黒6号
- 丹波黒は進化を続けています
- 丹波黒は黒豆用に選抜育種されてきた
- ウィルス耐性が弱く「さや」に斑点が付きやすい
- 茹でると「さや」が緑色でなく、くすんだ色に仕上がる
- 3粒さやが少ない
- 株が大きく株全体に分散して実が着くため収穫効率が悪い
当サイトの運営者は丹波篠山の黒枝豆農家ですが、購入されるお客様から「他で買うと味が違う」という話をよく聞きます。
本当かと思い他産地の丹波黒枝豆を食べてみると、たしかに味が違います。栽培方法が違うのか、土質や気候が違うのかは定かではありません。
ただ、丹波篠山で作られた丹波篠山黒枝豆でも、実際に食べ比べてみるとかなり味が違いました。
また、当サイト運営者の丹波篠山黒枝豆も農地やその年の気候によって毎年微妙な味の変化があります。
つまり、「丹波篠山で作るからおいしい」というのは、絶対的なものではないように思います。ただ、品種の起源地域であり気候風土が合うため、「美味しいものを作りやすい」ということはありそうです。
では、なぜ味に違いが生まれるのか? 直接的な味への影響はアミノ酸とされています。でも、それだけでは無いように感じています。有機質を入れるだけで美味しくなるなら、ここまで味の違いが出るようには思えません。豊作不作だから味が良い悪いということもなく、栽培方法・農地ごとの土質・局地的なその年の気候の違い等様々な要因が重なっていそうです。
- 夏は早生黒枝豆(中早生等の種類もあり)が主役
- 秋は丹波黒枝豆が主役(秋作の早生黒枝豆もあります)
- 丹波黒枝豆はだんだんと枝豆から黒豆に変化する
- 早生黒枝豆も黒豆に変化するが丹波黒のように美味しくない
- 「さや」が黄・茶色になる熟成期は通好みの味で、一般流通しない
※下表は丹波篠山黒枝豆のシーズン(10月)の例です
上旬 | 中旬 | 下旬 | 熟成期 | |
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さやの膨らみ | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ |
さやの色 | 緑 | 緑 | 緑・黄 | 黄・茶 |
茹でた実の色 | 緑 | 緑・薄黒 | 薄黒 | 黒 |
味覚 | 甘味旨味 | 甘味旨味 もっちり | 甘味旨味 もっちり 黒豆風味 | 黒豆風味 |
黒枝豆の商品で多いのは束や「さや」だけ袋に詰めた商品ですが、それだけではありません。様々な商品形態や規格があり千差万別で当たりはずれもあります。自宅用、おすそ分けや大切な方への贈答など用途に応じて商品を見極めることも必要になってきます。
特徴 | 価格 | |
---|---|---|
選別さや | 手軽 | 中 |
未選別さや | お得・手軽 | 低 |
葉付株 | 超お得・もぎとりできる | 低 |
枝付束 | 希少・もぎとりできる | 高 |
株から「さや」だけをもぎとって選別後に袋詰めした商品
- 鮮度を維持できる鮮度保持袋に入れられたものがおすすめ
- ゴミが少なく済むので手軽です
- 規格が厳しい商品は高品質な反面価格は高め
株から「さや」だけをもぎとって選別せずに袋詰めした商品
- 調理前に好みに応じた選別が必要
- 人手が抑えられるのでコスパが良い
- 一般流通はしないため、農家直売でしか購入できない
- 食品ロス削減、スタッフの負担軽減、農家応援にもなるSDGs商品
葉が付いたままの株そのままの商品
- もぎとりできる商品なので人気
- ゴミが多く処分が大変、宅配の場合容積が大きいので送料が高め
- 現地直売では最もコスパが良い商品
- 一般流通はしないため、農家直売でしか購入できない
- 現地直売の場合、葉落としやもぎとりできるところもある
株の葉と茎を落として虫食い等を除去して束ねた商品
- 手軽にもぎとりを楽しめるので人気
- とても人手がかかる商品なので高価かつ希少
- 農家ごとに規格が異なり購入時の見極めが難しい
- 規格が厳しい商品は高品質な反面価格は特に高め
当サイトを運営している丹波篠山の農家の直売ホームページです
- 水1リットルに対して塩は大さじ1杯程度
- 黒枝豆が水面から出ない水量
- 見た目を良くしたい場合は黒枝豆をよくもみ洗いする(汚れや毛を除去する)
- 沸騰してから10分程度で一度味見し、好みの食感になるまで茹でる
- 茹であがったらすぐに湯切りし、そのまま冷ます