甘みと旨みが格別
鍋いっぱい食べても飽きがこない黒枝豆
ホンモノを食べたらきっとハマる

農家自身がハマる黒枝豆の魅力

鍋いっぱい食べても飽きない

夕食のメインディッシュとして鍋いっぱいに茹でた黒枝豆、満腹になっても手が止まらない・・・。そんな日々が続く黒枝豆の収穫シーズン。

普通の枝豆と何が違う?
  1. 甘味が強い
  2. 旨味・コクがある
  3. 大きい
  4. もっちり食感

黒枝豆の最大の特徴は甘さと旨さで、大きな品種ではさらにもっちり食べ応えが加わります。

購入されたお客様の声
  • これを食べたら他の枝豆食べられない
  • 気づいたらなくなっている
  • おすそわけしたら自宅の分がなくなったので追加
  • 年に一度 毎年の楽しみ
星のこぐま
星のこぐま
丹波篠山の小さな農家 星のこぐま
Profile
丹波篠山で黒枝豆・黒豆を生産販売している農家です
黒枝豆、特に丹波篠山黒枝豆のおいしさを知っていただくため、農園ホームページとは別にこの特設サイトを運営しています
黒枝豆には種類があります

黒枝豆の本領発揮は秋以降

黒枝豆の種類と特徴
丹波黒枝豆早生黒枝豆一般的な冷凍枝豆
収穫時期夏秋
甘味
旨味
大きさ

黒枝豆は夏収穫でも甘味がありますが、気温が低い時期の収穫の方が甘くなる傾向があります。

そのため秋以降に収穫する丹波黒枝豆や秋以降の早生黒枝豆(中生品種も含む)の甘味が強くなります。

サイト運営農家自身で作った黒枝豆を基にした比較表です。

さらに様々な品種に分類できますが、大枠として分類しています。

一般的な冷凍枝豆はスーパーの市販品です。

選抜育種が進む最新の伝統品種

丹波黒枝豆の種類と特徴

様々な品種や産地がある
  • 「丹波黒」という品種はありません、定義や系統として使われます
  • 「丹波黒」=各地の純系淘汰品種(品種名のない農家独自の系統含む)
  • 丹波黒産地兵庫県の主要品種は、川北・波部黒・兵系黒3号・兵系黒6号
  • 丹波黒は進化を続けています

川北・波部黒・兵系黒3号・兵系黒6号は兵庫県の丹波篠山市が起源となっています。

丹波篠山で栽培されたものを丹波篠山黒枝豆と呼んでいます。

枝豆には向かない特性
  • 丹波黒は黒豆用に選抜育種されてきた
  • ウィルス耐性が弱く「さや」に斑点が付きやすい
  • 茹でると「さや」が緑色でなく、くすんだ色に仕上がる
  • 3粒さやが少ない
  • 株が大きく株全体に分散して実が着くため収穫効率が悪い

効率化が難しく見た目も悪いため流通しずらい丹波黒ですが、短所を上回る味の良さ・食べ応えが最大の特徴で知る人ぞ知る究極の黒枝豆となっています。

新品種の兵系黒6号ではウィルス耐性があるとされています。他系統でも選抜育種の過程で改善されたり既にされている可能性があります。

まだまだ謎が多い丹波黒枝豆

丹波篠山黒枝豆の不思議

他産地の黒枝豆とは味が違う!?

当サイトの運営者は丹波篠山の黒枝豆農家ですが、購入されるお客様から「他で買うと味が違う」という話をよく聞きます。

本当かと思い他産地の丹波黒枝豆を食べてみると、たしかに味が違います。栽培方法が違うのか、土質や気候が違うのかは定かではありません。

ただ、丹波篠山で作られた丹波篠山黒枝豆でも、実際に食べ比べてみるとかなり味が違いました。

また、当サイト運営者の丹波篠山黒枝豆も農地やその年の気候によって毎年微妙な味の変化があります。

つまり、「丹波篠山で作るからおいしい」というのは、絶対的なものではないように思います。ただ、品種の起源地域であり気候風土が合うため、「美味しいものを作りやすい」ということはありそうです。

では、なぜ味に違いが生まれるのか? 直接的な味への影響はアミノ酸とされています。でも、それだけでは無いように感じています。有機質を入れるだけで美味しくなるなら、ここまで味の違いが出るようには思えません。豊作不作だから味が良い悪いということもなく、栽培方法・農地ごとの土質・局地的なその年の気候の違い等様々な要因が重なっていそうです。

  • 実際に食べ比べてみると味が違う
  • 丹波篠山地域内で食べ比べても味が違う
  • 丹波篠山=品種の起源地域であり気候風土が合致する
  • なぜ味に違いが生まれるかは複雑な要因が関連
  • 鮮度も味に大きく影響するので購入後すぐに調理することをおすすめします
  • 茹で方によっても味と食感がかなり変わります
束や「さや」いろいろな商品形態があります

黒枝豆の選び方

夏と秋で主役が変わる
  • 夏は早生黒枝豆(中早生等の種類もあり)が主役
  • 秋は丹波黒枝豆が主役(秋作の早生黒枝豆もあります)

秋は早生黒枝豆と丹波黒枝豆を間違えて購入しないよう注意

丹波黒枝豆は熟し具合により味覚が変わる
  • 丹波黒枝豆はだんだんと枝豆から黒豆に変化する
  • 早生黒枝豆も黒豆に変化するが丹波黒のように美味しくない
  • 「さや」が黄・茶色になる熟成期は通好みの味で、一般流通しない

※下表は丹波篠山黒枝豆のシーズン(10月)の例です

上旬中旬下旬熟成期
さやの膨らみ
さやの色緑・黄黄・茶
茹でた実の色緑・薄黒薄黒
味覚甘味旨味甘味旨味
もっちり
甘味旨味
もっちり
黒豆風味
黒豆風味

商品形態はさまざま

黒枝豆の商品で多いのは束や「さや」だけ袋に詰めた商品ですが、それだけではありません。様々な商品形態や規格があり千差万別で当たりはずれもあります。自宅用、おすそ分けや大切な方への贈答など用途に応じて商品を見極めることも必要になってきます。

特徴価格
選別さや手軽
未選別さやお得・手軽
葉付株超お得・もぎとりできる
枝付束希少・もぎとりできる

贈答用の場合、可能であれば「さや」の大きさ膨らみ具合や虫食い等の割合をたしかめて購入できると良いです。

虫食いであっても食べられるものが多いですが用途に応じて選んでください。

少し長いですが、各商品形態ごとの詳しい特徴と注意点を以下にまとめていますのでご覧ください

「選別さや」

株から「さや」だけをもぎとって選別後に袋詰めした商品

  • 鮮度を維持できる鮮度保持袋に入れられたものがおすすめ
  • ゴミが少なく済むので手軽です
  • 規格が厳しい商品は高品質な反面価格は高め
  • 選別品質と価格のバランスが見極めポイント
  • 「未選別さや」との混同注意
  • 小枝付のさや商品もごく稀にあるため混同注意
「未選別さや」

株から「さや」だけをもぎとって選別せずに袋詰めした商品

  • 調理前に好みに応じた選別が必要
  • 人手が抑えられるのでコスパが良い
  • 一般流通はしないため、農家直売でしか購入できない
  • 食品ロス削減、スタッフの負担軽減、農家応援にもなるSDGs商品
  • 「選別さや」との混同注意

選別して廃棄になる枝豆を農家は毎日食べています。どれくらい許容できるかで可食割合がかなり違い、人それぞれでお得度が変わる商品です。

「葉付株」

葉が付いたままの株そのままの商品

  • もぎとりできる商品なので人気
  • ゴミが多く処分が大変、宅配の場合容積が大きいので送料が高め
  • 現地直売では最もコスパが良い商品
  • 一般流通はしないため、農家直売でしか購入できない
  • 現地直売の場合、葉落としやもぎとりできるところもある
  • 虫や蛙が苦手な方にはおすすめできません
  • 株に着く「さや」の数や虫食い率が見極めポイント、株の選別をしてくれているところだと安心、収穫体験をしている農園もおすすめです
「枝付束」

株の葉と茎を落として虫食い等を除去して束ねた商品

  • 手軽にもぎとりを楽しめるので人気
  • とても人手がかかる商品なので高価かつ希少
  • 農家ごとに規格が異なり購入時の見極めが難しい
  • 規格が厳しい商品は高品質な反面価格は特に高め
  • 着さや数や膨らみ・選別品質が見極めポイント
  • 丹波篠山の束商品はとても人気なので早めの予約購入がおすすめ
ネット販売と現地直売 黒枝豆農家の直売

当サイトを運営している丹波篠山の農家の直売ホームページです

黒枝豆の茹で方

茹で方によって食感や味がかなり変わります

好みによっても違うため一概にこうでなければダメという茹で方はありませんが、目安や注意点を書いています

水も塩もたっぷり、茹で時間はお好みで
  • 水1リットルに対して塩は大さじ1杯程度
  • 黒枝豆が水面から出ない水量
  • 見た目を良くしたい場合は黒枝豆をよくもみ洗いする(汚れや毛を除去する)
  • 沸騰してから10分程度で一度味見し、好みの食感になるまで茹でる
  • 茹であがったらすぐに湯切りし、そのまま冷ます
  • 塩が少ないと甘味を感じにくくなる
  • 湯で時間が短いと生っぽさが残る
  • 湯で時間が長すぎると甘味が逃げる
星のこぐま
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丹波篠山の小さな農家 星のこぐま
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